メディアトレーニングを考える
メディアトレーニングというプログラムをご存知でしょうか?一口に言ってしまうと、マスメディアへの対応力を高めるトレーニングです。企業・団体を代表する人の一挙手一投足は直ちに、その企業・団体のイメージとして理解されてしまいます。高度情報化社会における現代において、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディアを通じて発信される情報は国際化し、スピードも増しました。
情報伝達手段の多様化
更にインターネットが普及したことによって、人々は国内・海外のニュースを一瞬にして入手できるようになっただけでなく、自ら情報を発信できるようになりました。そして携帯電話の普及によって、人々はいつでもどこでも情報を入手し、発信できるようになりました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディア自体、インターネットや携帯電話を利用して情報伝達を図るようにもなりました。情報の伝達速度は加速の一途をたどっています。
メディアトレーニングの基本とは
メディアを通じて発信されたメッセージが良いものであれば、企業・団体のイメージアップにも繋がり、計り知れないメリットとなります。逆にそれが悪いものであれば、イメージダウンに繋がり、大きなダメージを受けることになります。企業・団体を代表する人の発言の重みを理解し、利用する、それがメディアトレーニングの基本であると言えましょう。インタビューや記者会見において、企業・団体からのメッセージがメディアに対して的確に伝わるように、誤解や曲解を与えないように、主導権を得る方法を取得するのです。
日本でのメディアトレーニングの普及
メディアトレーニングは、企業・団体のトップ、経営幹部、広報担当者はもちろんのこと、部課長クラスにいたるまで、記者会見や個別インタビューなどにおいて、マスメディアと接触する機会のある人すべてを対象として行われます。欧米では日常化しているトレーニングですが、日本でもここ数年、重要視されるようになりました。
浸透しつつあるメディアトレーニング
昨今では、危機管理プログラムの一部として、メディアトレーニングを取り入れる企業・団体も増えてきました。例えば不祥事が発生したときや事件の報道対象となったとき、メディアへの対応を誤ると、企業・団体の存続を左右しかねないダメージを受ける可能性もあります。また、この数年で日本においても、企業のIR(投資家や株主に対して行う情報公開)が、重要視されるようになりました。それに伴い、企業経営者を対象に、決算発表、アナリスト説明会などにおけるメディア・アナリスト対応力を高めるために、メディアトレーニングが実施される例も増えています。
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